いせなび<Deepな伊勢へようこそ>


二見隧道<旧道トンネル>
新旧二見トンネル
左側が旧道トンネル(二見トンネル)です。現在は歩道として使用されています。 右側のトンネルが現在の車道(新二見トンネル)です。旧道の方が海側にあります。
両トンネルとも音無山の北陵を東西に貫いており、この写真は西側の出入り口になります。
昭和初期にはリゾート客でにぎわっていたであろう音無山ですが、今は地元の人たちが散策する程度のようです。音無山は古くから桜の名所だそうで、今でも春には見事な桜が楽しめます。

旧二見トンネル西口
西側出入り口にある注意書き。(東側にも同様の看板あり。)
そのうち通行止めになったりして・・・。

二見トンネル内部のひび割れ 二見トンネル内部の補強
かなりヒビ割れが。 崩落防止の補強でしょうか。

補修されてはいますが、トンネルの老朽化はかなり進行しているようです。

新トンネルが出来るまでは、ここをバスが通っていました。当地は観光地ですし、鳥羽志摩方面へのルートでもありましたから、観光バスも多数通っていたはず。トンネル内での対向は無理ですから、どちらかが外で待っていたのでしょうね。
子供の頃、このトンネルを通っている時に車が来ると、反響音が不気味でとても怖かったのを覚えています。
昔は、鳥羽方面に向かってトンネルを抜けると、左手に海が広がり、がらりと雰囲気が変わって開放感があじわえたものでした。

Map
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二見隧道銘板
たぶん『二見隧道』と書かれています。
(東側の銘板)

二見トンネル東側出入り口
こちらが東側出入り口です。

二見トンネル東側内部
東側から少し入ってみましょう。
こちら側の方が湿気が多いのでしょうか。内壁にコケが生えているようですが、西側に比べれば傷みは少ないように感じました。

二見トンネル東側
振り返って見るとこんな感じ。
旧道っぽい雰囲気が漂います。
この道は二見プラザの手前で現在の道に合流しています。

見学ワンポイント
車なら、国道42号線沿いの音無山無料駐車場(サークルKのむかい)に止めて、道路を渡り、そのまま国道沿いを鳥羽方向(東)に歩くとすぐにトンネルが見えてきます。トンネル手前の駐車場は有料ですよ。トンネルが劣化しているので通行には注意を。

写真は2006年11月に撮影

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